20代から始める米国株長期投資

20代が配当金生活を目標に米国株長期投資を実践するブログ

20代から始めた米国株長期投資方針・企業選定目安

基本方針

1.生活防衛資金

気軽に投資し、着実に資産を増やせる事が米国株長期投資のメリットのひとつです。そのメリットを生かすためにも、生活防衛資金を用意して、余裕資金で投資することが大切だと考えています。全財産を突っ込んで、株の値動きが気になって仕方がない様な生活はしたくありません。生活防衛資金は全資産の10%程度を現金として保有することとします。

 

2.Time In The Market, Not Timing The Market.

タイミングを計って投資するのではなく、長く市場にいることが重要です。米国株(ダウ30種)は常に右肩上がりであり、1900年には50ドルだったものが、2017年には400倍の20,000ドルになっております。未だ20代である私は市場と長く付き合うことができるという強みがあり、これを生かさない手はないと考えています。その為、基本的に購入した株式は永久保有の前提です。また、長く市場にいるためにも、生活防衛資金+αの資金が手元にある場合は躊躇せずに株式を購入することとします。

 

企業選定目安

ここで「ルール」と書かずに「目安」としたのは、柔軟な運用をする場合もあるからです。例えば、上述の基本方針では「資金が手元にある場合は、躊躇せずに株式を購入する」と記載しておりますが、そのタイミングで以下選定基準に合致する企業がない場合は、以下選定基準に縛られずに運用をする事もあるからです。

 

1.EPSが上昇基調であること。

EPS(Earning Per Share)とは一株当たりの純利益です。純利益は株主還元の源泉でもあります。EPSが長年に渡って上昇基調である企業は、長きにわたって株主に利益をもたらしてきた企業が多いです。過去もそうだった様、未来もそうなることを期待しております。

 

2.消費者独占型企業

誰もが知っているバリュー投資家ウォーレン・バフェットも企業選定基準としている項目ですね。例えば、コカ・コーラ(KO)を知らない人は世界にも数少ないでしょう。開発途上国でも浸透しており、世界中で知名度は抜群。1990年代の人々も、現代の人々も飲み続けてきたコカ・コーラを10年後、20年後に誰も飲まなくなるという事はないでしょう。誰もが飲み続けるであろうコカ・コーラは、投資するに大きく値すると思います。

 

3.25年以上連続増配中の企業の株式を購入する。

増配を続けている企業は株主還元に積極的です。25年も連続して増配した企業であれば、増配記録を少しでも伸ばしたいと考えているはず。そのような積極的な姿勢を持った企業に投資をすることで、配当・増配の恩恵に預かってさらにリターンを拡大できたらなと思っています。なぜ25年なのか。現在の市場で40年以上連続増配銘柄という基準にすると、少し選択肢が少ない気がして、15年以上という基準にすると選択肢が多すぎる気がして、25年くらいがちょうどいいかなと思ったからです。

 

4.10年平均PERと5年平均PERを計算し、それを基準に割安度を判断して購入する。

良い会社の株式を割安な値段で購入することで、配当利回りの最大化・株価上昇のポテンシャルを活かすことができます。では、どうやって割高・割安を判断するのか。株価の割安度を示す指標の一つにPER(株価収益率)というものがあります。

PERとは、株価÷1株当たり利益(EPS)で計算することができ、数値が低ければ低いほど割安な状態を示しています。長期投資に値する米国株のPERは大体20程度ですが、銘柄毎に10年平均PERと5年平均PERを計算し、現在のPERと比較して割安度を判断します。実際の計算方法については、別の機会に説明したいと思います。

 

細かい投資ルールについては、また今度。

 

それでは!!